ガイナ塗料ってどんな塗料?メリット・デメリットを徹底解説

断熱ガイナ塗装

ガイナ塗料の特徴やメリット・デメリットを解説する外壁塗装のイメージ画像

ガイナ塗料ってどんな塗料?特徴と基本情報を学ぼう

ガイナ塗料は、ロケット技術から生まれた特別な断熱塗装です。

外壁塗装や屋根塗装を考えるときに、「ガイナ塗料」という名前を聞いたことがある方も多いと思います。でもガイナが実際にどんな塗料なのか、よくわからないという方も少なくないのではないでしょうか。 ガイナ塗料は、日進産業という会社が販売している塗料です。何がすごいのかというと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット技術がもとになって作られたということです。

つまり、ロケットの先端を守るために開発された技術が、私たちの家を守る塗料に進化しました。

宇宙ロケットは、地球の大気圏に突入するときに表面温度が何千度にもなります。そんな極限の環境でロケットを守るために、JAXAが開発したのが特殊な断熱技術でした。

この技術を日常の建物に活かすために改良したのがガイナ塗料です。

ガイナの主な成分と塗料としての特徴

ガイナの最大の特徴は、セラミック成分を70%近く含んでいるという点です。セラミックは陶磁器やガラスなどに使われる無機質の素材で、紫外線に非常に強く劣化しにくい性質があります。

通常の塗料と比べると、ガイナはセラミックビーズが多く含まれているため、塗膜の表面がザラザラとした質感になります。これは見た目の好みが分かれるポイントにもなりますが、この表面の凹凸が後で説明する多くの機能を生み出す大切な要素です。

また、ガイナは水性塗料なので、油性塗料のような強い臭いがありません。風通しが良い環境なら、施工中の臭いもほぼ気になりませんが、密閉された環境では若干の臭いが残ることがあります。

塗料の種類の中でのガイナの立ち位置

外壁塗料には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料など、いろいろな種類があります。これらは耐久性や価格の違いで分類されていますが、ガイナは「断熱塗料」という特殊なカテゴリーに属しています。

シリコン塗料は今一番人気のある塗料で、価格と性能のバランスが良いことで知られています。

一方、ガイナはシリコン塗料よりも価格は高いですが、その分、断熱性や遮熱性などの特別な機能を持っています。

つまり、ガイナを選ぶということは、単に「外壁を守る」というだけではなく、「家の温度環境を整える」という目的を重視するということです。

ガイナ塗料のメリット | 5つの優れた効果

ガイナを選ぶ多くの人は、単なる防水機能ではなく、その特別な機能に魅力を感じています。実際に、ガイナにはどんなメリットがあるのでしょうか。

夏涼しく冬暖かい!遮熱と断熱の高い効果

ガイナの最大のメリットは、断熱性です。日進産業が行った実験によると、一般的な塗料を塗ったコンクリートとガイナを塗ったコンクリートに同じ強さのライトを照射したとき、ガイナを塗ったコンクリートの裏面温度は5℃低くなったそうです。

この5℃の違いはとても大きいです。夏は室内の温度上昇を抑えることで、エアコンの効きが良くなり、電気代を減らすことができます。

実際に、ガイナを塗った家の冬場の電気使用量が約27%削減されたという実験結果もあります。

冬の断熱効果は、室内に塗った場合に顕著です。ガイナの塗膜は温度に合わせて塗装面の温度が変わる特性があり、室内に塗ると暖かい温度を効率よく保つことができます。

これにより、暖房をそこまで強くしなくても快適な温度を保てるようになります。

長い目で見ると、毎月のエアコンと暖房の代金を合わせると、かなりの節電効果が期待できます。初期投資は高くなりますが、ランニングコスト(年間でかかる費用)で考えると、実は経済的な選択肢になるかもしれません。

結露を防いで家を長持ちさせる

結露は冬の大きな悩みです。

外と室内の温度差が大きいほど、窓や壁に水滴がついてしまいます。この結露は見た目が悪いだけでなく、カビが生えたり、壁が腐ったりする原因になります。

ガイナは断熱性能により、結露の発生を大きく減らすことができます。

実際に、結露がひどかった内装にガイナを塗った家からは、「冬場の結露が大幅に改善された」という声が多く聞かれます。完全に結露がなくなるわけではありませんが、湿った壁で悩まされることはほぼなくなるということです。

結露が減ることで、カビや湿気による家の劣化を防ぐことができます。特に北面の壁や、湿度が高い地域に住んでいる人にとって、この効果は非常に価値があります。

音を効率よく反射して防音効果を発揮

ガイナの表面はザラザラしていると説明しましたが、この凹凸が防音効果を生み出します。音というのは、表面積が大きいほどよく反射される性質があります。

ガイナを塗った壁は、滑らかな塗料よりも表面積が大きいため、音を効率よく反射します。

また、塗膜が音の振動を吸収する特性も持っているため、外からの騒音を減らすだけでなく、室内からの音漏れも防ぐことができます。

ペットを飼っている家や、楽器を演奏される方、踏切が近い住宅など、音に関する悩みがある場合は、ガイナが役に立つかもしれません。ただし、ガイナだけで完全な防音ができるわけではなく、窓や換気扇などの開口部からの音のほうが大きいことが多いので、その点は理解しておく必要があります。

高い耐久性で塗り替え回数を減らせる

ガイナの耐用年数は15年から20年と、一般的な塗料の2倍以上です。シリコン塗料が8~12年程度なのに対して、ガイナは大幅に長く持ちます。

これは、セラミックという成分が紫外線に非常に強いからです。紫外線は塗膜を劣化させる最大の要因ですが、セラミックはこれに強い無機質の素材なので、何年経ってもほぼ劣化しません。

塗り替えは大きな工事なので、回数が減れば手間も費用も大幅に減ります。トータルコスト(最初の塗装代金と、10年後や20年後の塗り替え代金を合わせた金額)で考えると、ガイナは案外経済的な選択肢になる可能性もあります。

不燃性能で火災対策もできている

ガイナは国土交通省から「不燃材料」として認定されている塗料です。建築材料には、不燃材料、準不燃材料、難燃材料という3つのランクがあり、不燃材料はその最高ランクです。

つまり、ガイナを塗ることで、家の防火性能も高まります。乾燥している地域や、防火対策を重視したい方には、このメリットも魅力的です。

ガイナ塗料のデメリット | 実際に失敗しやすい4つのポイント

ガイナはメリットが大きい塗料ですが、デメリットもあります。これを理解しないまま選ぶと、施工後に後悔することもあります。

初期費用が他の塗料よりも高くなる

ガイナの最大のデメリットは、施工費用が高いということです。

シリコン塗料と比べると、その差は歴然としています。40坪の家の外壁と屋根を塗装する場合、シリコン塗料なら90万円程度で済みますが、ガイナなら130万円以上かかることが多いです。つまり、40万円以上高くなってしまいます。

ガイナの塗料自体も高いですが、施工にも高い技術が必要なため、職人さんの費用も高くなります。長く持つことで元は取れるという考え方もありますが、最初にまとまったお金を用意する必要があるというのは、多くの人にとって大きなハードルです。

予算に限りがある場合は、シリコン塗料を選んで、その浮いたお金を別のリフォームに回すというのも、一つの判断かもしれません。

色の選択肢が淡色に限定されている

ガイナを選ぶときに多くの人が気になるのが、色選びの限定です。

ガイナのカラーバリエーションは52色ありますが、実は濃い色がありません。赤や黒などの原色・濃色は選べず、すべて白を混ぜた淡色になっているのです。

これはなぜかというと、ガイナのベースとなるセラミック粒子が白色なので、濃い色を作ることが難しいからです。

また、ガイナの遮熱効果は色が淡いほど強く発揮されるため、濃い色にするとせっかくの遮熱機能が落ちてしまいます。メーカーがあえて濃い色を用意していないのは、この二つの理由があるからです。

洋風や北欧風など、濃い色の外壁を希望している方は、ガイナでは理想の色が見つからない可能性があります。また、見本で見た色よりも、実際に大きな面積で塗ると薄く見える傾向があるので、色選びのときは気をつけることが大切です。

表面がザラザラしているため汚れが付きやすい 

ガイナのもう一つのデメリットが、汚れやすいという点です。ガイナの表面がザラザラしているというのは、防音効果には良いのですが、汚れに関しては悪い影響があります。凹凸がある表面は、汚れが引っ掛かりやすく、付いた汚れが落ちにくいのです。

つるつるした通常の塗料なら、付いた汚れは雨と一緒に流れ落ちます。ですがガイナはざらついているため、雨だれや土ぼこりが付着しやすく、一度付くとなかなか落ちません。特に山形などの降雪地域で屋根に使った場合、雪による汚れも蓄積しやすいです。

ただし、汚れが付いても、ガイナの断熱機能が低下することはありません。見た目は少し悪くなりますが、機能的には問題ありません。また、ガイナのベースとなるセラミック素材は静電気が起きないため、汚れの付着を軽減する性質を持っています。

汚れをさらに軽減したい場合は、低汚染タイプ(認定施工店用)も用意されていますので、業者に相談することをお勧めします。定期的に洗浄することで、きれいな状態を保つことができます。

施工が難しく、職人の技術が重要

ガイナは、セラミックビーズが多く含まれているため、通常の塗料よりも塗りにくいです。塗装時には、電動攪拌機で3~5分間、セラミックビーズを混ぜておく必要があります。また、この混ぜ方や塗り方が不適切だと、ガイナの特性を十分に発揮できません。

そのため、ガイナの施工経験が豊富で、メーカーの認定を受けた業者を選ぶことが非常に重要です。安さだけで業者を選んで、ガイナの扱いに慣れていない職人に施工されると、性能を十分に引き出せなくなるだけでなく、雨漏りなどのトラブルにつながることもあります。

ガイナには認定施工店という制度があります。施工を依頼するときは、この認定店であることをしっかり確認することが大切です。

福井でガイナ塗装なら、後藤塗装

ガイナ塗料による外壁塗装を検討する際、正しい知識を持つ職人のサポートは欠かせません。

後藤塗装は、北陸三県で唯一の認定施工店であり、この地域でガイナ塗装を検討されるなら、最も信頼できるパートナーとなります。

多くの施工実績から得た知識と技術を活かし、皆様のご住宅に最適な塗装プランをご提案いたします。

「夏の暑さを軽くしたい」「結露の悩みを解決したい」「できるだけ長く塗り替えしたくない」といったご要望をお持ちの方は、ぜひ後藤塗装にご相談ください。施工実績No.1を獲得した後藤塗装だからこそ、様々なお客様のご希望に応じた最適なご提案ができます。

ガイナのメリットとデメリットを踏まえた上で、皆様のご家庭に合った施工方法を丁寧にご説明いたします。色選びやメンテナンス計画についても、数多くの施工経験を積んだ職人がわかりやすくサポートいたします。

「ガイナ塗料について、もっと詳しく知りたい」「見積もりをしてほしい」「他の塗料との比較を聞きたい」といったご相談にも、無料で対応させていただきます。複雑な塗装工事のご不安も、ガイナ施工の専門家として、丁寧にアドバイスさせていただきますので、安心してお気軽にお問い合わせください。

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